NTTドコモが「ドコモ・アバターポータル」を開発【アバターを一元管理し複数サービスで共通利用】

2022年1月11日、株式会社NTTドコモは、XR*空間で利用するアバター*を作成、管理できる「ドコモ・アバターポータル」を開発したと発表した。出典:NTTドコモ報道発表資料
これを利用すれば、作成したアバターを複数のXRサービスで共通して利用することができ、また、XRサービスや状況に応じて、管理する複数のアバターから適切なものを選んで使うことができるようになる。

ドコモ・アバターポータル
ドコモ・アバターポータル TOPページ(画像出典:NTTドコモ報道発表資料

XR
Cross Reality(クロスリアリティ)、または、Extended Reality(エクステンデッドリアリティ)の略語。VR(Virtual Reality:仮想現実)、AR(Augmented Reality:拡張現実)、MR(Mixed Reality:複合現実)など、仮想世界と現実世界を融合させる技術の総称。

アバター
アバター、アヴァター (avatar) は、ゲームや仮想空間内での自分自身の分身。外見や服装、性別などを自分で設定でき、他のアバターと会話をしたり物を交換したりできる。サンスクリット語「avataara」が英語「avatar」となり、「化身」という意味を持つ。

なお、本ポータルはNTTグループが展開するXR事業(NTT XR)の取り組みの1つ。また、2022年1月17日(月)からオンライン上で開催する「docomo Open House’22」でも活用される予定。

1.課題、アバターをシームレスで利用できない

現在、各XRサービスはアバターを作成するシステムがそれぞれ異なり、サービスごとにアバターを作成しなければならないことから、利用者の利便性が低い。また、アバター作成のためのシステム構築、管理のコストがかかり、サービス提供者にも負担がかかっている。

2.解決策、「ドコモ・アバターポータル」

「ドコモ・アバターポータル」は、前述の課題などを解決するため、アバターをキーアカウントに紐づけ、管理し、各XRサービスに呼び出すことで、共通して利用できるようにする。
キーアカウントは、dアカウント・ビジネスdアカウント・DOOR*アカウント・「docomo Open House’22」にて事前登録したアカウントを指す。また、OIDC(OpenID Connect)*に対応しているため、連携可能なアカウントを柔軟に追加できる。

DOOR
NTTが提供するXR空間プラットフォーム。2020年11月開設。NTTならではの情報発信や自由でオープンなコミュニケーションを可能にしたプラットフォーム。DOOR公式サイト

OIDC(OpenID Connect)
サービス間で認証機能を連携する技術。例えば、GoogleアカウントやSNSアカウントなどで様々なサービスにログインできる。

3.顔写真1枚でアバター作成

「ドコモ・アバターポータル」では顔写真1枚からリアルな3Dアバターを生成することができ、身長や体型、髪型、服装を選択することも可能。

ドコモ・アバターポータル
アバター生成イメージ(画像出典:NTTドコモ報道発表資料

これ以外にも、プリセットのアバターが用意されていて、顔写真のアバターを利用したくないというニーズにも応える。

ドコモ・アバターポータル
プリセットアバター(画像出典:NTTドコモ報道発表資料

今後は、各XRサービスとの連携を進め、多くのサービスで簡単にアバターが使える環境を提供することを目指す。連携に関する問い合わせ先はNTTドコモ報道発表資料に掲載されている。

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