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2022年2月15日、株式会社シーズメン(本社:東京都中央区、代表取締役社長:三河宏彰 以下、シーズメン)が運営する「ポリゴンテーラーインポート(POLYGON TAILOR IMPORT)」が、ファッションブランドのメタバース参入支援事業として、世界的ブランド「FACETASM*」のメタバース用アイテムを発表した。2022年3月1日から販売される。
FACETASM
FACETASM(ファセッタズム)は、デザイナーの落合宏理氏によって、2007年に創業されたファッションブランド。東京のストリートカルチャーに着想を得た独自のスタイルが世界中の人々に支持されている。
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1.ポリゴンテーラーファブリックとは
ポリゴンテーラーファブリック(POLYGON TAILOR FABRIC)とは、衣料品販売を中心とする小売業を展開するシーズメンと、漫画家やイラストレーター、同人作家などのクリエイターの支援サービスを展開する外神田商事株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:喜田一成)が業務提携し、2021年10月22日に起ち上げたメタバースファッション専門アパレルブランド。ファッションブランドのメタバース参入支援などをしている。
喜田氏は、ハンドルネーム「なるがみ」としてサブカルチャー業界で広く知られ、クリエイターがファンから作品の製作依頼を受けることができるサービス「Skeb」(2021年11月時点の登録者数160万人)の開発も手掛けている。
ポリゴンテーラーファブリックの主な商品チャネルは2つで、アバターの衣料品を、コスプレではない普段使いできるユニセックスなファッションにリデザインした「現実の衣料品」と、反対に、現実の衣料品をアバター用に変換した「メタバース用アイテム」。
2.ポリゴンテーラーファブリックの商品
前述の通り、ポリゴンテーラーファブリックの商品チャネルは、2つだ。
- アバターをリデザインした「現実の衣料品」
- 現実の衣料品を変換した「メタバース用アイテム」
今回の発表は、現実の衣料品を変換した「メタバース用アイテム」だが、同ブランドが発表している商品(全3種)を見ていく。
2-1.アバターをリデザインした現実の衣料品
第1弾:レイニィ
2021年10月22日から、3Dモデラー長兎路こより氏が製作する人気アバター「レイニィ」をリデザインした現実の衣料品を販売。
- ZIP ブルゾン:17,900円(税込)
- プルオーバー:8,900円(税込)
- ボディバック:7,500円(税込)
- フルコーデセット:34,300円(税込)
第2弾:メリノ
2022年2月25日から、3Dモデラーぽんでろ氏が製作する人気アバター「メリノ」をリデザインした現実の衣料品を販売。
- ZIPブルゾン:17,900円(税込)
- Tシャツ&タンクトップ:8,900円(税込)
- フラップリュック:11,900円(税込)
- フルコーデセット:35,000円(税込)
2-2.現実の衣料品を変換したメタバース用アイテム
第1弾:BUG MA-1
2022年3月1日から、FACETASMが販売するミリタリージャケット「BUG MA-1」を軸に「RIB TEE」と「RIB Sweat pants」を合わせたセットアップを変換したメタバース用アイテムを販売。
なお、本商品は、飾るだけや所有感の充足のみのデジタルデータではなく、アバターが着用できる、実態に即した実用的なアイテムとなっている(発売後の継続的なアップデートを通して、VRChatを始めとする大手メタバース上のアバター100種類以上に対応予定)。
また、同ブランドの2021年春夏コレクションに登場したキャラクター「レックレックアーヒーモンスター」は無料配布され、アバターとして使用できる。
- フルコーデセット:4,000円(税込)
- レックレックアーヒーモンスター:無料配布
シーズメンは、今回の発表において、「今後もファッション業界におけるメタバース領域への参入支援を推し進めてまいりますので、ぜひご期待ください」と語っている。